| 松崎: |
金沢区には中華なべを親子二代ずっと作り続ける方がいて、地域の子どもたちがこの方を訪れて汗を流す現場に触れ学んでいる。朝日新聞にも紹介記事が載った。 |
| 県側: |
記事を読んで、日本人がずっと誇りに思ってきた気質を持った方だと感じる。訪れた子どもはきっと、仕事の厳しさや楽しさ、地域にこんな人がいるという素晴らしさや学校でこのようなことを学べるうれしさを感じているだろう。子どもたちにとってその後の生き方に関わる何かしら心に残るものがあるはずだ。 |
| 松崎: |
ある中学校ではこのように職場を訪ねる体験学習の際、訪問先に対して「何かあったら保険に入ってますからよろしく」との電話だけで先生は一度も来なかった実例がある。教師みずから、始まりに「お願いします」終わりには「有難うございました」と言うことが社会常識と思うし、こういった先生に率いられたクラスは子どもたちにそういったことが伝わっていかない。体験学習には、人生まで感じ取るチャンスがあるのに残念なことだ。指導に当たる先生の心構えも含めて、もう一度徹底すべき基本線がありはしないか。 |
| 県側: |
社会常識のない教員だ。地域の素晴らしい方から子どもたちに学ばせようという企画を考えられるのにそんなことでは残念というほかない。子どもたちが地域の人との出会いを大事にして「お願いします」「有難うございました」と言えるように指導するには、教員が率先して行う必要があることを研究会や研修会の折に指導する。 |
| 松崎: |
金沢区内の小学生が生活科の時間に育てた大根を持ってきた。売っているものより短いので校長に訳を尋ねたら、学校で育てる場所がなく地域の方から宅地の提供を受け市民参加で土地を耕したとのことだ。土地が痩せていたのでこのような形になったが、そのことが逆に子どもたちにとって一生の思い出になったろう。額に汗しながら成果を得ていることやこのような取り組みを自然な形で継続していることに感激した。立派な畑を借りて農業のベテランが付きっ切りで支援する場合もあろうが、このように一生懸命やっているところ、知恵を出して一から取り組むところをぜひサポートしてもらいたい。 |
| 県側: |
心温まる話をお聞かせ戴いた。地域の方々がまさに「おらが学校」と子どもたちを支えている。本当にいい事と思う。県内の各学校とも地域交流や体験学習には関心が高いので、今日うかがったことは具体的な事例として全県の各学校や関係機関との各種の会議の中で県教育委員会としてPR・情報提供していくことにする。 |